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セント・ルカ産婦人科では不妊治療と一般婦人科疾患(お産以外の女性疾患)の診療を行っています。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL:097-547-1234

(電話受付時間:月・水・金曜日 14:00~17:00)
〒870-0823 大分県大分市東大道1-4-5

子宮頸がん検診・子宮がんワクチン

子宮頸がん検診

子宮頸がんに罹患する人は、我が国の女性のがんの中でも比較的に多く、20~30歳代の女性で近年増加傾向にあり、年間約1.1万人が子宮頸がんに罹患、約3000人が死亡しています。
子宮頸がんのほとんどは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が関連しています。HPVは、男性にも女性にも感染するありふれたウイルスであり、性交経験のある女性であれば50%は生涯で一度は感染することがあるといわれています。しかし、HPV感染者のほとんどは一過性の感染で、2~3年以内に感染が自然消失します。
ごく一部の人で自然治癒せず感染が持続し、前がん病変(異形成)を経て子宮頸がんに進行します。子宮頸がんは、早期がんのうちに治療すれば治癒率も高く、また子宮を温存できる可能性も十分にあります。しかし、進行がんになると再発率・死亡率も高くなります。子宮頸がんの予防にはHPVワクチンによる一次予防が大切であり、次に子宮頸がん検診で早期発見・早期治療を受けることが重要です。

そのため、当院では1回/1年の検診をお勧めしています。





子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種

子宮頸がんは、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)を接種することで、感染予防ができます。
当院で接種可能なワクチンはガーダシル
®(4価ワクチン)、シルガード®9(9価ワクチン)の2種類です。
いずれも一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。
薬剤名  対応HPVの種類(型) 費用  特徴 
ガーダシル® 4価
6・11・16・18 
 1回目¥18,000
2回目以降¥15,000
子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV16・18型とともに、尖圭コンジローマの原因となるHPV6・11型を含むワクチンです。子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
シルガード®9  9価
6・11・16・18・
31・33・45・52・58
 各回¥30,000 子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。



HPVワクチンの接種スケジュール


※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。



ワクチン接種をご希望の方、わからないことがある方は、
月・水・金曜日の14:00~17:00にお電話にてお問い合せください。
TEL:097-547-1234


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参考資料
厚生労働省ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html
リーフレット:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/leaflet.html

セント・ルカ産婦人科セント・ルカ産婦人科

〒870-0823
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