患者さんと接する機会が多い看護師の1日をご紹介します。
患者さんの「ありがとう」の言葉に勇気づけられながら、毎日仕事に励んでいます。
7:50 「おはようございます!」
看護師全員での朝ミーティングから1日が始まります。ミーティングでは1日の業務内容、患者さんの情報伝達などを行います。
8:15
「外来」「病棟」「採卵室」「手術室」の担当に分かれ、診察・処置の準備を行います。
8:30
医師、看護師、胚培養士、公認心理師、受付、情報処理室で病院全体のミーティングを行って診療開始となります。
「外来」では・・・
8:30からの診療開始前に外来の環境整備・注射の準備などを行います。外来のスタッフは「診察介助者」の他、患者さんへの注射や採血、説明を行う「処置係」、卵管造影検査や手術前検査を行う「検査係」、患者さんからの相談や新患の患者さんへオリエンテーションを行う「相談係」という細かい役割分担があります。
「病棟」では・・・
夜勤者から日勤者への申し送りで、入院患者さんの情報伝達を行います。
2人体制で、入院患者さんの処置(点滴・ガーゼ交換・清拭など)や、
採卵・胚移植・手術を受ける患者さんへの処置や術後観察を行っています。
「採卵室」では・・・
体外受精の"採卵"の介助を行います。
「手術室」では・・・
腹腔鏡手術や開腹手術などを行うための介助を行います。
私たちは、器械を渡すことや動画の撮影など執刀医のサポートを行っています。
13:30
月・水・金曜日は午後診療があります。
ここではおおよそ2~3人体制で「診察介助」「処置」を行っています。
14:00(月・水・金・土曜日)
午前中は診察の関係で、患者さんとゆっくりお話をする時間を設けることができませんので、治療のこと・今不安に思っていること・今後のことなど、看護師とゆっくり相談できる「なんでも相談」を行っています。
予約制ですので、事前に予約をしてください。
16:30
日勤者から夜勤者へバトンタッチします。
17:00
月・水・金曜日のこの時間は夕方診療があります。
通常の診察に加え、手術前後のお話・院長相談なども行っております。
看護師は3人体制で「診察介助」「処置」を行います。
午前中の診療時間に都合がつかない場合などご利用ください。
その他の活動(新型コロナウイルス流行に伴い一時中断)
ガーネットサークル
このサークルは、当院の不妊治療で妊娠・出産に至った元患者さんをお迎えし、体験談や悩みなどを自由に話し合う患者さん同士の交流の場です。
3か月に1回開催しており、同じような治療段階の方が集まれるようにしています。
5~6人の少人数制で行っていますので、参加してみようかなとお考えの方は是非スタッフまでお声かけください。
1ヵ月前には外来にポスターを掲示しますのでご覧ください。
オリーブの会
40歳以上の方で体外受精を行っている患者さんを対象に、一定期間同じメンバーで開催されるサークルです。
6~7人程度の人数編成で1ヵ月に1回集まり、お話をしています。
同じ治療段階だからこそ話せる悩みや、普段からの疑問などいろんなお話をする良い機会となっています。
半年~1年に1回参加される患者さんを募集しますので、参加をご希望の方は看護師へお問い合わせください。
治療を終結した元患者さんのお話しが聞ける会
不妊治療を終結した方に、現在治療中の患者さんに対して、治療当時の思いや、治療終結に至るまでの経緯、
現在の心境などのお話しをしていただいています。
里親・養子縁組の説明会~不妊治療を経て里親・養子縁組をされた方のお話~
治療と同時進行で、里親や養子縁組について知っておきたい患者向けに情報提供の場を設けています。
児童相談所の担当者を当院に招き、里親・養子縁組制度や条件などの説明をしていただいています。
個別で質問なども受けられます。