本文へスキップ

セント・ルカ産婦人科では不妊治療と一般婦人科疾患(お産以外の女性疾患)の診療を行っています。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.097-547-1234

〒870-0823 大分県大分市東大道1-4-5
大分駅上野の森口より徒歩2分

生殖補助医療(ART)

体外受精は今や不妊治療の象徴という雰囲気があり、実際、全国にはとはじめから体外受精を勧める施設もあるようです。しかし私たちは、不妊症の治療はできるだけ自然な形で行いたいと思っていますから、原則的にステップアップ方式を取っています。すべての検査の結果を検討し、その適応を厳密に考慮し、患者さんの年齢や治療経過などの時期的なことも考え、治療を進めています。当院の妊娠統計ではARTでの妊娠率は43%前後です。57%は通常の外来での治療で妊娠しています。そしてARTでの妊娠は「これでしか赤ちゃんは授かれない」という場合のみに行っていますから、初めての治療で妊娠する割合が非常に高くなっています。

体外受精(IVF)

まず、体外受精を行うには卵子を採取する”採卵”が必要です。採卵の前には、排卵誘発剤の注射を行い、できるだけ多くの卵子が採取できるように卵子を育てます。採卵は経膣超音波の機械に注射針をつけて膣壁から卵巣内の卵胞を刺し吸引します。当院では、麻酔を使用し、痛みを感じることのないように採卵を終わらせることを理想としています。
採取された卵子は、直ちに胚培養士の手で卵子の周りに付着している細胞の様子などから成熟度や異常度などが評価され、処理を施された精子と混ぜ合わせられます(体外受精)。
卵子と精子が合体した受精卵を「胚」といいます。胚は、自然の場合は卵管内で成長します。そこで、体外受精の場合は、卵管内の液体とよく似た成分に合成された培養液を使用して、その中で培養を行います。受精翌日には卵子の中に精子と卵子の核が見え、受精が確認されます。採卵3日目には6〜8個の細胞の集合に成長し、5日目には胚盤胞に成長します。

顕微受精(ICSI)

顕微授精は精子が少ない、精子の力が弱い場合に行います。原則的にはたった1個の精子がいれば妊娠可能です。
顕微鏡下で精子を5〜7ミクロンのピペットに吸い込み、卵子に注入します。これをクリーンルームの中で慎重に行います。これは生殖頬医療の中でも究極のテクニックといって良いでしょう。

受精卵凍結(CRYO)

生殖補助医療では胚がたくさんできた場合、それも生命の一つ一つですから慎重に取扱い、凍結保存して次の機会にそれらを融解して移植します。そのための技術もあらゆる方法が考案され、試されてきました。そして、今ではむしろ凍結胚移植の方が妊娠率が高い場合が多いくらいに技術が向上しています。
現在では受精翌日、受精2〜3日目から5〜6日目の胚盤胞期まで、いつの時期でも凍結保存が可能な技術が用いられるようになりました。
マイナス196度という超低温の液体窒素の中でも生き続けるウイルスからの感染を防ぐため、当院ではすべての胚をストローの中に封入して凍結保存する方法を開発しました。よって、当院の方法では、感染の危険はありません。

セント・ルカ産婦人科セント・ルカ産婦人科

〒870-0823
大分県大分市東大道1-4-5
TEL:097-547-1234
FAX:097-547-1221
メール:st-luke@oct-net.ne.jp